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商品詳細

　2021年製 HATTA Works (八田 淳史) HM-A5 Beetle が入荷致しました。HATTA Worksを主宰するルシアー八田淳史氏は、ESPギタークラフトアカデミーを卒業後、NAO工房にて本格的な楽器製作を学び、ESPギタークラフトアカデミーにて講師を務め、2009年より三重県いなべ市藤原町にて、自身の工房を構え独立。主にギター、マンドリン、ウクレレをコンスタントに製作し、ギターショーの出品等でも精力的に活躍しております。(使用アーティスト：仲井戸麗市氏、宮田和弥氏、藤巻亮太氏、他多数。<順不同>)。
　本マンドリンはかつて当店オーダーにより製作した逸品で、国内においてフラットマンドリンを手掛けるルシアー八田 淳史氏による手工品になります。Aスタイルは製作本数が少なく、「Ｂeetle」と銘打たれた本器は、ステージングを意識したクールなオールブラックカラーに、シックな鼈甲柄バインディング仕様となっており、糸巻きやテールピースにゴールドパーツを採用するなど、丁寧な手仕事による高級感溢れる外観美が特徴となります。表板にアディロンダックスプルース、側裏板及びネックにはメイプルと、ルシアー本人により厳選された材が使用されていることも特筆すべき点と言えるでしょう。また、エボニーによるピックガードや、ヘッドのオリジナルインレイをはじめ、手工品ならではの凝った作り込みも大きな魅力。各弦の均一感と艶が同居した爽快なサウンドは、中高音の透明度も高く、低音も芯がありコードの混ざり具合も絶妙です。打てば響く音抜けの素晴らしいビートルですが、優しく弾いても歌もののバックでのご使用時には温かみとウッド感が際立ち、耳心地の良い音色を表現することが可能です。人とはかぶらない秀逸な楽器をお探しの方に特におすすめで、ルシアー渾身の国産手工マンドリンの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
　フレット及びサドルの高さにも余裕が有り、ネック・コンディションも良好です。表板やヘッド付き板に若干塗装の引きが見られるほか、キズや打痕、クラックはございません。テールピースの金メッキには経年使用によるくすみが見られますが、ストラップピン装着はございません。年式を考慮しても使用感少なめでオリジナル性高く、コンディション良好な個体と言えるでしょう。オリジナル・チューナー、ピックガード、ブリッジ、フィンガーボード、テールピース、フィニッシュ、ハードケース。
　三重県いなべ市在住のルシアー八田 淳史氏製作のAモデル。コンディション良好な当店推奨品です。