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商品詳細

　HEADWAY (降幡 新) HXD-280 Custom が入荷致しました。ヘッドウェイは1977年にマスタービルダー百瀬恭夫氏と現ディバイザー代表取締役会長(当時はクロス楽器)八塚恵氏らとともに設立された日本を代表するブランド。83年に火事で工場が焼失し約16年間アコースティック部門の製造が休止されておりましたが、多くのファンの要望に応え99年秋に復活。日本屈指のハンドメイド・ブランドとして高い評価を得ていることでも知られております。
　本ギターは手工の高級ラインナップ「Aska Team Build Series」の　実質的な音作りと仕上げ全般に責任を持つ職人にして、2018年5月からカスタムショップ のルシアーとして作品を手掛ける降幡新氏による渾身の逸品です。マスタールシアー百瀬氏直系のトラディショナルなアコースティックギターを本筋としながらも、ワンポイントで他のギターには無い個性を込められて一つ一つ丁寧に製作されており、伝統を重んじたそのサウンドは才能に満ち溢れた素晴らしいものに仕上がっております。外観上でもモダンなダイアモンドスクエアインレイやアームレストを採用するなど、今までになかった仕様も大きな魅力の一つと言えるでしょう。表板にアディロンダック・スプルース、側・裏板にはインディアン・ローズウッドとキルテッドマホガニー、ネックにはホンジュラス・マホガニーと、それぞれヘッドウェイ社で保有する最高級材を惜しげもなく使用しております。更に特筆すべきは裏板のアーティスティックな3ピースデザイン。通常よく見られる3ピースバックとは異なり、音に芯を持たせるサウンドメイキングで音の広がりと押し出しの両方を兼ね備えております。丁寧な手仕事により削られるリアシフテッド・スキャロップドXブレーシング仕様とその最高級材からなる広がりのあるサウンドは、中低音もさることながら特に高音域の透明感も素晴らしく、全体的に広がる雄大な出音に仕上がっております。未来のヘッドウェイを担うという気迫と豊かな感性と研鑽を積んだ高い技術力に溢れたまさに傑作で、その才能溢れる手工サウンドの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
　マスタービルダー百瀬氏と安井氏に続く才能溢れるルシアーが手掛けた渾身の傑作。おすすめの逸品です。