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商品詳細

　2019年製 MARTIN OO-45 14F CTM "Italian Alpine / Guatemalan Rosewoood"が入荷致しました。マーティン社の記録によるとOOサイズの第一号（OO-33というモデルでデザイン・仕様は不明）が売られたのは1877年にまで遡ります。正式にカタログにラインナップされたのは1898年と歴史のあるモデルです。中でもOO-45は1904年に登場し、戦前1939年に一度生産が終了。そしてフォークブームの1970年に再生産が開始され、アンプラグドブームの真っ只中である93年に生産が終了。現在は限定品などを除きカスタムオーダーのみ製作されている最も美しいモデルの一つとして知られております。
　本ギターは名器OO-45を14フレットジョイントにしてオーダー製作された最高級カスタムモデルで、中古市場において流通の稀な逸品です。オプションで表板にはイタリアンアルパインスプルース、側裏板にはプレミアムグレードのグァテマラローズウッド、貴重なマホガニーネック、並びにピラミッドブリッジ仕様となっている点が特徴になります。珍しい14フレットジョイントモデルですが、他には無いスタイル45のきらびやかにして心地よい上品なサウンドは、豊かな倍音が際立つ美しいもの。その粒立ち良く膨らむ華麗な音色からなる艶とリバーブ感にはため息がでてしまうほどです。その他ヘッドのオルタネイトトーチインレイをはじめ、各部アバロン貝を贅沢に使用した戦前スタイルによる華麗な外観美と相俟って、小振りなボディーサイズでありながら存在感を主張する堂々とした佇まいはまさに一入。人とはかぶらない最高級ギターをお探しの方には特におすすめで、伝統が息づく至高のカスタムショップサウンドの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
　フレット及びサドルの高さにも余裕があり、ネック・コンディションも良好です。表板には経年変化による日焼けが見られ、ピックガードの弾きキズが僅かにあるほか、その他目立つキズや打痕、クラックもございません。糸巻きの金メッキには経年変化によるくすみが若干ございますが、エンドピンジャック加工跡やネックヒールへのストラップピン装着もなく、年式を考慮しても使用感少なく、綺麗な外観を保ったコンディショ良好な美品と言えるでしょう。オリジナル・チューナー、ピックガード、ブリッジ、フィニッシュ、ハードケース。
　入手困難な14フレットジョイント仕様による最高級カスタムモデル。コンディション良好なおすすめの逸品です。