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MARTIN D-21 FRONT
MARTIN D-21 FRONT
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MARTIN D-21 6
MARTIN D-21 7
MARTIN D-21 8
MARTIN D-21 CASE

MARTIND-21

1958

¥1,375,000(税込)

CONDITION EX
TOP: Sitka Spruce
SIDE&BACK: Brazilian Rosewood
NECK: Mahogany (1-Piece / V-Shape)
FINGER BOARD: Brazilian Rosewood (Original)
BRIDGE: Brazilian Rosewood (Original)
TRIM: Tortoise
PICK GUARD COLOR: Tortoise (Original)
POSITION MARK: Dots
TUNER: Kluson / Nickel (Original)
BRACING: Non Scalloped-X
NUT WIDTH: 42mm
SCALE: 645mm
OTHERS 1: Lacquer Finish / T-Bar Neck Rod
OTHERS 2: ネックヒール部ストラップピン装着済み / エンドピンジャック加工跡有り
OTHERS 3: Made In U.S.A

商品詳細

 1958年製 MARTIN D-21 が入荷致しました。1860年代により製作が開始されたスタイル21。ジム・クロウチなどの使用でもお馴染みのD-21は、スタイル18とスタイル28のスペックを合わせた通好みなモデルです。マーティンⅢ世もこよなく愛したD-21のオリジナルモデルは、1955年から69年にかけて、僅か3,000本弱が製作されたことでも知られております。
 本ギターはヴィンテージ市場において流通の少ない名器で、D-21としては初期の58年に200本製作されたうちの逸品です。表板にシトカスプルース、側裏板並びに指板とブリッジにはハカランダ、ネックには貴重なマホガニー、鼈甲柄ピックガードや、Tバーロッド仕様となっている点が特徴になります。乾いて味わい深く、透明感も持ち併せたサウンドは、28ほど重厚ではなく、18ほど明瞭過ぎないバランスの良いもの。芯のある低音域ときらびやかな中高音域は、製作からおよそ70年というとても長い歳月と相まって、まさにヴィンテージハカランダだからこそ成せる音色に仕上がっております。60年代後半のモデルと比較して、芯のあるカリンとした音色が特徴で、とてもよく鳴っている個体をお探しの方には特におすすめです。良質のヴィンテージハカランダサウンドの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
 フレット及びサドルの高さにも余裕があり、ネック・コンディションも良好です。表板には経年変化による日焼けやウェザーチェックが年式相応に見られ、表板上部やサウンドホールには弾き削れがございます。ネック裏は塗装が全体的に薄くなっており、カポタスト痕など全体的にキズが見られます。その他ブリッジプレートは綺麗に補修がなされております。右側板ボトムからエンド付近にかけてクラック補修跡があり、それに伴いオーバーコートがなされております。全体的に打痕やキズ、ヘッド横のワインダーキズは年式相応にございますが、ヘッドロゴは綺麗に残っております。オリジナル・チューナー、ピックガード、ブリッジ、フィンガーボード、フィニッシュ。汎用ハードケースが付属致します。側板ショルダー部に穴埋め補修跡があり、後付けでネックヒール部ストラップピン装着済み。エンドピンジャック加工跡有り。サイドジャック穴埋め跡有り。当店工房にてサドル製作交換済み。
 18スタイルと28スタイルのスペックを融合させた通好みな名器。鳴りの良いおすすめの逸品です。