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商品詳細

　1997年製 YAMAHA LL-51B BR CUSTOM が入荷致しました。1974年にヤマハ・アコースティック・ギターの最高峰として、数多くの一流アーティストをはじめとする世界中のユーザーに愛されてきたLシリーズが誕生。銘器L-31が発売されて75年にカスタム、スタンダード全14モデルを追加ラインナップしてシリーズ化され、80年には待望のフラッグシップモデルとしてL-55カスタムモデルも発売されました。85年にネックやボディのジョイント部の改良・ブレイシング等、大幅なモデルチェンジが行なわれ、”L”から”LL”シリーズへ移行。その後も96年のマイナー・チェンジや2004年のフルモデル・チェンジを経て、今現在もヤマハ・アコースティック・ギターの最高峰として高い人気を誇り、多くのユーザーに親しまれております。中でもLL-51A CUSTOM(1985年から1996年)を引き継ぎ誕生したLL-51B BR CUSTOMは、1996年に発売され2004年に惜しまれつつ生産終了した貴重なカスタムモデルの一つとして知られております。
　本ギターはヤマハのカスタムモデルコレクション、LLシリーズの中でも高い人気を誇る"５1"の手工ハカランダモデルです。LL-51Aをマイナーチェンジ(ヘッドのカスタムエンブレムのデザインとブリッジ形状が変更。)した本モデルは各部厳選された材が使用されており、特に表板のスプルースには同社が保有する最高級材が施されております。カスタムモデルに相応しいアバロンによるトリムが胴とヘッド部を彩り、ダークティンテッドカラーと相まって、その存在感は他の追随を許さないと言っても過言ではないでしょう。タイトで歯切れの良いサウンドを追求したこだわりのカスタムギターで、クリアーできらびやかな奥行きのある音色とパワフルな出音が印象的です。あらゆる奏者のサウンドイメージを触発する表現性のある音色。他にはないヤマハハカランダサウンドの魅力を存分にご堪能して頂けることでしょう。
　フレット及びサドルの高さにも十分余裕があり、ネック・コンディションも良好です。表板下部に打痕が見られ、サウンドホール周辺には薄い弾きキズがございますが、ピックガードは少なめです。側板やヘッド、並びにネック裏には、特有の塗装の白濁が見られますが、年式を考慮してもキズや打痕は少なめで、クラックもございません。糸巻きの金メッキも比較的綺麗に残っており、エンドピンジャック加工跡やネックヒールへのストラップピン装着もなく、オリジナル性高くコンディション良好な個体と言えるでしょう。オリジナル・チューナー、ピックガード、ブリッジ、フィンガーボード、ハードケース。
　高級ハカランダ単板によるヤマハ手工カスタムモデル。おすすめの生産完了品です。