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Fingerstyle FS-42I.E "European Spruce / Indian Rosewood" FRONT
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Fingerstyle FS-42I.E "European Spruce / Indian Rosewood" BACK
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Fingerstyle FS-42I.E "European Spruce / Indian Rosewood" CASE

FingerstyleFS-42I.E "European Spruce / Indian Rosewood"

2007

¥352,000(税込)

CONDITION EX+++
TOP: European Spruce
SIDE&BACK: Indian Rosewood
NECK: Mahogany (U-Shape)
FINGER BOARD: Ebony (Original)
BRIDGE: Ebony (Original)
TRIM: Wood
ROSSETTE: Abalone / Wood
PICK GUARD COLOR: Non
POSITION MARK: Diamond / Square (12fret)
TUNER: Gotoh 510 / Gold / Ebony-Button (Original)
BRACING: Original-X
NUT WIDTH: 44mm
SCALE: 645mm
OTHERS 1: Florentine Style Cutaway / Wood Binding (Rosewood)
OTHERS 2: Lacquer Finish / AJ Neck Rod
OTHERS 3: Hand Made Guitar / Made In Japan / 生産完了品

商品詳細

 2007年製 Fingerstyle FS-42I.E "European Spruce / Indian Rosewood" が入荷致しました。アーヴィンソモギやジェイムスオルソンなど、世界的ルシアーを国内で紹介してきた実績を持つKAKUTA CO.。フィンガースタイルは、TAK SAKASHTA氏(*1)の設計を元に共同で開発されたAGS(Acoustic Guitar Sanctuary)の販売経験を経て展開されたブランドで、作り込みの良さとコストパフォーマンスに優れた本格派のギターとして知られております。
 本ギターは中古市場において流通の稀なハンドメイドギターで、コンディション良好な逸品です。モディファイドDをサイズダウンしたOM寄りのボディには鋭角カッタウェイを採用、表板にはヨーロピアンスプルース、側裏板にはインディアンローズウットが使用されております。その他太めの美しいアバロンロゼッタや、全体を彩るウッドバインディングなど、演奏性や外観上にも配慮したシンプルで美しい仕上がりとなっております。高い評価の実績からなる設計と、作り込みの良さからなるサウンドは、ほどよい芯と倍音があるのがとても印象的で、すっきりしていながらも色気のある上質のサウンド。各弦のバランスに優れており、繊細な高音域とリッチな中音域が秀逸。薄めの握りやすいネックと相俟って、滑らかな運指から耳心地の良い音色が体感出来るまさに優れたギター。人とはかぶらないフィンガースタイルに最適な一本をお探しの方には特におすすめで、コストパフォーマンスにも優れた上質のサウンドを存分にご堪能して頂けることでしょう。
 フレット及びサドルの高さにも十分余裕があり、ネック・コンディションも良好です。表板右下部や裏板中央部にキズが見られ、若干使用感はございますが、クラックはございません。エンドピンジャック加工跡やネックヒールへのストラップピン装着はなく、オリジナル性高くコンディション良好な個体と言えるでしょう。オリジナル・チューナー、ブリッジ、フィンガーボード、フィニッシュ、ハードケース。
 フィンガースタイル専門ブランドによる流通の稀なハンドメイドギター。コンディション良好なおすすめの生産完了品です。


 坂下拓 (Taku Sakashta)・・・1966年神戸市生まれの世界的に有名な在米日本人ルシアー。小学4年生よりギターレッスンを受け始め、76年「楽器の本」(プレイヤー・コーポレーション刊)のアレンビック社の工場の写真やリック・ターナー氏の記事に感銘を受けて将来アメリカでギターを製作することを夢見るようになる。86年に日本総合楽器技術専門学院大阪校(のちの大阪ギターエンジニアスクール)ギター製作課を卒業後、同東京校の講師として入社。90年に退社。同年再入社しアメリカ勤務となり、94年に退社、独立。カリフォルニア州バンナイズにてサカシタギターズを設立。97年3月には北カリフォルニアのソノマへ、2001年9月にセバストポール、03年ペタルマへ工房を移転。04年総製作本数が100に達する。ブランド名を"Taku Sakashta Guitars"から"Sakashta Guitar"へ改名。08年ローナートパークへ工房を移転。2010年2月11日工房にて急逝。享年43歳。主な使用ミュージシャンにボズ・スギャックス、ロベン・フォード、タック・アンドレス(タック&パティー)、マーティン・シンプソン他多数がいる。"音響的ではなく音楽的な楽器を作る"ことをポリシーに、ソリッドギター、アーチ/フラットトップギターをはじめ、あらゆる弦楽器やエフェクター、ピックアップを製作。卓越した技術とデザインセンスを駆使した楽器で多くのミュージシャンを魅了した世界的ルシアーである。